「香水をつけない女性に未来はない」
ココ・シャネルの名言の中でもインパクトの強い言葉だと感じます。香水をつけないのは化粧をしない女性と同じ。女性は香りにも気を遣うということを伝えたかったのでしょう。そんなココ・シャネルが生み出した香水の歴史を振り返ってみましょう。
・シャネル香水の代名詞ともいえる「NO.5」
シャネル創業から11年後の1921年に発売されました。1920年にフランス人エルネスト・ボーという調香師と出会いがあり、香水を作ることになりました。
香水発売までには、80種類以上の試作品が作りだされ、試作品一つ一つにナンバーが振り分けられました。最終的には、香水を一つに絞るため、ココ・シャネルによって「NO.5」が選ばれました。
・斬新なネーミング「NO.5」とシンプルさ
ココ・シャネルは、香水の商品名を試作品ナンバーの「NO.5」のままに決定。
また、無駄な装飾を省いたシンプルなボトルデザインを取り入れました。
デザイン、ネーミングにおいても、当時の常識を覆すようなアイディアとなり、人気の香水へと一気に駆け上がりました。
・時代を読んだ女性の香り
当時の女性がつける香水の香りは、伝統的に大きく二つに分かれていました。ところが、ココ・シャネルは自由さを求める女性達の想いを先読みして新たな香りを生み出しました。
・香水専門会社設立「パルファン・シャネル」
1924年には香水専門の会社「パルファン・シャネル」を設立します。後に、マリリンモンロー愛用として、フランス外でも話題に。話題性にも欠けることのない香水は、現代でも世界的大人気の香水です。
・まとめ
発売当初、自由さを求める女性達の想いを先読みして造られた香り「NO.5」は、現代においても人気を博しています。まさに、香りや香水をつける事自体をデザインしていったともいえるのではないでしょうか。
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