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シャネル(CHANEL)の歴史

シャネル(CHANEL)の歴史


出典:vintag.es

 

  • シャネル誕生


出典:frontrowedit.co.uk

CHANEL(シャネル)は、1910年に創業者のココ・シャネル(本名/ガブリエル・ボヌール・シャネル)によってパリで誕生。
1910年当初、「シャネル・モード」という名のレディース帽子専門店からスタートするのですが、「シャネル・モード」の前身となる帽子のアトリエを前年の1909年にオープンします。

1909年オープンのアトリエは、ココ・シャネルが当時交際していたエティエンヌ・バルサンからの支援をきっかけにオープンさせるのでした。

 

  • シャネルの起源


出典:frontrowedit.co.uk

アトリエをオープンさせたココ・シャネルは、シンプルなデザインの帽子にこだわり持ち、帽子を生み出していきます。
当時では珍しいシンプルなデザインの帽子は、瞬く間に人気を博していきます。
そこで、ココ・シャネルは、事業拡大のため、1910年にパリ1区のカンボン通り21番地に「シャネル・モード」をオープンすることになります。

オープン後もシャネルモードは人気のまま駆け抜けていき、帽子専門店が繁盛している最中、ココ・シャネルは、ファッションデザインにも力を注いでいきます。

 

  • 女性の解放


出典:gwcaia.com

ココ・シャネルは、1913年にリゾート地でもあるドーヴィルにモードブティックをオープンします。

当時の女性からは考えられない、開襟シャツやウエストを絞らないスカートなどをココ・シャネル自身でデザイン、展開していきました。
そして、ゆったりとしたカット、デザインや機能性の高さから、数世紀を通じて使用されていたコルセットが不要になります。
ココ・シャネル自身によって、女性たちはコルセットから解放されていくのでした。

 

  • ジャージー素材ドレスの躍進


出典:gwcaia.com

1915年には、メゾン・ド・クチュールをオープン。
ジャージー素材を起用したドレスが話題となり、ココ・シャネルは、名実ともに人気を誇ります。

 

  • Chanel NO.5


出典:gwcaia.com

1920年、フランス人の調香師と出会い、シャネル初となる香水を展開することになりました。
数多くのサンプルを生み出した後、サンプルのNo.1~5とNo.20~24が残りました。
そして、ココ・シャネルは「これにするわ」と、サンプルNO.5を選び、
1921年5月5日に世界的なベストセラーとなる香水「NO.5」を生み出したのでした。
1924年には、香水専門の会社「ソシエテ・デ・パルファン・シャネル」を設立します。
後に、マリリンモンロー愛用として、フランス外でも話題に。話題性にも欠けることのない香水は、現代でも世界的大人気の香水です。

 

  • メイクに光を


出典:inside.chanel.com

 香水発表と同じ年にシャネル初となるメークアップコレクションも発表。

「メイクに光を」というワードをコンセプトに多くの女性を魅了していきます。

 

 

  • ブティック閉鎖

1939年、第ニ次世界大戦が勃発し、香水とアクセサリー以外のブティックを閉鎖せざるを得ない状況となります。

 

 

  • シャネルスーツ発表


出典:patrickhumphreys.tumblr.com

ココ・シャネルがシャネルスーツを発表した当時は、Diorが発表していた8スタイルの「ニュールック」が流行していました。シャネルスーツは、「ニュールック」とは異なるスタイルということもあり、時代のニーズを掴むことができませんでした。
ファッションから離れていたブランクもあり、ココ・シャネルは「昔の人」などと酷評されるほどだったと言われています。
そんな状況でもココ・シャネルは諦めることなく、ココ・シャネルの価値観を認めてもらえるように戦い続けていきます。
フランスでの低評価は続くなか、アメリカでは機能性の高い服が好まれており、著名人などの影響により、シャネルの評価が高まっていきました。
1956年には、スコットランド産のツイード素材を使用したスーツを発表し、大流行します。
それからも長年の間、革新的なアイテムを発表し続けて、世界的人気を誇り続けます。

 

 

  • ココ・シャネル死去


出典:edition.cnn.com

ココ・シャネルが87歳で死去した後は、ヴェルタイマー一族が実権を握っていましたが10年ほどは低迷期が続きます。
その後、カール・ラガーフェルドがデザイナーに就任してからは人気が再興しています。

 

 

  • まとめ

ココ・シャネルは、常識に囚われず、流行を追わない自分らしさを確立していきました。革新的なアイテムを発表しながら、女性の社会進出を後押ししたシャネル。永遠のスタイルともいえるファッションを生み出した歴史の背景には「一人の女性」として生きていく力強さを感じます。

 

 

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